北海道は、都市部やその周辺をのぞいて、人工的な光源が少ないため、夜空の星空は圧巻です。ぐるり見上げれば首が痛くなるほどです。
一年中、天の川や惑星、星座たちが観察できますが、とくに冬、上空に寒気が入っているときは、透明度が高く星のまたたきも大きくなります。
真冬の夜は凍れますが、とにかく夜空がきれいです。
2001年11月しし座流星群のときは、さらに素晴らしい「流星雨」となり、生涯忘れ得ぬ天文ショーでありました。
星空に憧れれば、誰もが宮澤賢治さんの作品世界を思い出すかも知れません。
北海道観光をなさる場合にはお宿でのお食事や温泉をもちろん楽しみつつ、ぜひ、外へ出て星空を見てみることをおすすめします。
北海道のように星が見られない・・・と、恋しく、何度もプラネタリウムに通いました。
次第に、夜景が美しい観光資源の地であることに気づいてきました。
北九州は(第一位)、横浜市(第二位)、長崎市(第三位)と共に「日本新三大夜景」の一つとされているほど美しいです。
北九州には工場群や都市高速をはじめ、広がる街の灯り、洞海湾や島々と風情があります。
また、門司港レトロ地区や関門海峡付近、周辺の山並みから見る街の夜景も素晴らしいです。
小倉城竹あかりなどのイベントも盛んになってきています。
夜空の星は光年という時空を超えて地球に届く光ですが、街の夜景は、一つひとつに暮らしがあるぬくもりがあるものかも知れません。
そして、戦争中、灯火管制がされていた北九州にとって夜景は平和な証とも言えるでしょう。
皿倉山展望台へは、ケーブルカー・スロープカーが運行されています。
▽北九写真 ダウンロード集Free materialより皿倉山からの夜景
以下、足立公園及び門司港レトロにて撮影