北の農村景観

オホーツク地域の農業は、耕地面積で全道の14%を占め、この恵まれた土地資源を背景に、全道一の大規模なたまねぎ生産を始め、麦・てん菜・馬鈴しょなどの畑作と酪農を主体とする生産性の高い農業を展開し、食糧供給基地として重要な役割を担っています。
 オホーツク地域は、気象や土地条件などの違いにより、斜網・北見・東紋・西紋の4地域に大別され、それぞれの条件を活かして地域ごとに特色ある農業が営まれています。
 近年は、付加価値向上のため農業者自ら行う加工品の製造・販売や、野菜・花など収益性の高い作物の導入、さらにファームイン・直売所・農業体験などによる都市住民との交流といった取り組みが行われています。

(撮影地:網走市、北見市端野、大空町、小清水町、清里町にて 6月下旬~7月中旬)