水芭蕉群落

東日本や北日本の春の訪れに咲く花。
この白い部分は、じっさいには花ではなく、葉が変化したもので、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれるものです。

「夏の思い出」(作詞:江間章子、作曲:中田喜直)で歌われていますが、じっさいに尾瀬沼でミズバショウが咲くのは5月末ごろで、これは尾瀬の季節でいうと春先にあたるものの、江間さんはミズバショウが夏の季語として歳時記に掲載されていることから夏と表現されたと云われています。
各地に群落があり、北海道網走湖周辺(網走市及び大空町女満別)ではおよそ50haあり、日本最大級の規模とされています。4月中旬から見頃を迎えます。

北海道地方のアイヌ語では「幅の広い葉」を意味するパラキナと呼ばれます。

世界的な分布や特徴をみると、仏炎苞が白いのは、日本のみだそうです。


Location

見頃:4月中旬~5月上旬

駐車場:なし

トイレ:なし

その他:・呼人付近の群落での駐車には路上駐車に気をつけましょう。
・国道39号線沿いも見応えがありますが、呼人探鳥路も見応えがあります。

・女満別湖畔の群落にはキャンプ場があり、駐車場及びトイレがあります。


Impressions