北九州市八幡東区の郊外、河内地区にあるその名も「河内貯水池」は、昭和2年(1927年)の完成当時、その貯水量700万トンで東洋一のダムとして知られていた巨大な自然スポット。現在は、池を一周できるサイクリングロードや貯水池に流れ込んでいる川沿いの散歩道などが整備され、市民のいこいの場として多くの方に親しまれています。
河内貯水池は八幡製鐵所が利水権を100%を持ち、灌漑用水、水道用水、水力発電などへの用途はありません。
堰堤の外観はヨーロッパの城壁風で優雅に美しく、中央にある取水塔には「風雨龍吟」の銘板を掲げています。